ジュニパー、ファイアウォール/VPNアプライアンスにIDPモジュールを追加

ジュニパーネットワークスは、ファイアウォール/VPNアプライアンス「ISG 1000」向けに不正侵入検知/防御(IDP)モジュールを追加し、提供を開始した。

» 2005年10月11日 20時16分 公開
[ITmedia]

 ジュニパーネットワークスは10月11日、ファイアウォール/VPNアプライアンス「ISG 1000」に不正侵入検知/防御(IDP)機能を追加し、提供を開始した。価格はオープンプライス。

 ISG 1000は、同社が2005年5月にリリースした企業向けファイアウォール/IPSec VPNアプライアンス製品。従来の製品同様に独自OS「Screen OS」をベースにしており、ASICによる高速処理を実現する。特徴は、独立したプロセッサおよびメモリを搭載したセキュリティモジュールの追加により、最高で1GbpsのスループットでIDP機能を実現できる点だ。

 また、Virtual System機能(VSYS)によってシステムやセキュリティゾーンを仮想化し、それぞれでIDPにより脅威をブロックすることが可能だ。管理面では、ファイアウォールやVPN、IDPといった各機能の管理権限を組織に応じて委譲し、チームごとに分散管理することもできるという。

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