コンピュウェアが「Vantage」新版、J2EEアプリのパフォーマンスも一元的に管理

日本コンピュウェアは、J2EEアプリケーションのパフォーマンス管理ツールも統合したサービス管理ソフトウェアの新版「Vantage 9.8」の販売を開始した。

» 2005年10月20日 21時16分 公開
[ITmedia]

 日本コンピュウェアは10月20日、アプリケーションサービス管理ソフトウェアの新バージョン「Vantage 9.8」の販売を開始した。価格は1CPUで84万7000円から。

 Vantageは、エンドユーザーの視点でアプリケーションレスポンスを測定する「ClientVantage」やサーバ/データベースのパフォーマンスを監視する「ServerVantage」、ネットワーク上のアプリケーションパフォーマンスを監視する「NetworkVantage」など、7種類のパフォーマンス管理ツールから構成されているスイート製品だ。

 新バージョンでは、スイート全体の管理、監視を行えるWebベースの統合ユーザーインタフェース「VantageView」に、J2EEアプリケーションのパフォーマンス管理とボトルネックの絞込みを行える「Vantage Analyzer for J2EE 2.2」が統合された。

 これにより、J2EEアプリケーション単体だけ、もしくはシステム全体のパフォーマンスだけでなく、その両方について一元的に管理を行える。たとえば、開発もしくは本番環境で稼動するJ2EEアプリケーションについて、エンドツーエンドでサービスレベルやパフォーマンスを監視し、ボトルネックなど問題の切り分けとチューニングを実現するといったことが可能になるという。

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