NTT Com、内部情報漏えい対策のマネージドサービスを発表

NTT Comは、同社のセキュリティサービス「GuardIT」に社内PCからの情報漏えいを防止するためのサービスを追加する。

» 2005年10月24日 17時07分 公開
[ITmedia]

 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は10月24日、同社のセキュリティサービス「GuardIT」に社内PCからの情報漏えいを防止するためのサービスを追加する。提供開始は11月。

 「GuardIT マネージド内部情報漏洩対策」(仮称)は、インテリジェント ウェイブの内部情報漏えい対策システム「CWAT」をマネージドサービスとして提供するもの。CWATは、PCの操作や外部接続デバイスなどをリアルタイムに監視し、情報漏えいにつながる行為を未然に防ぐことができる。

 自社でCWATを運用していくには、管理サーバの構築のほか、ログの収集・調査、登録情報の管理、バージョンアップなどの煩雑な作業が必要となるため、同サービスでは、こうした作業をNTT Comが代行する。顧客は、監視などに関するポリシー決め、CWATのPC監視エージェントをインストールし、毎月発行される運用リポートを使って分析や各種変更申請を行うだけで利用できる。

 NTT Comのデータセンターと顧客の間は、クローズドIP網を利用したGroup-VPNサービスを活用し、Group-VPN網へのアクセス回線にはNTT東西が提供する「Bフレッツ」を利用する。

 価格は、初期費用が310万円から、月額料金が28万円からとなっている。別途、Group-VPNサービスに関する費用が必要となる。同サービスで監視できるPCは、Windows XP/2000/2003。

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