ソニックウォールは、中小企業向けSSL-VPNアプライアンス「SSL-VPN 2000」日本語版を12月下旬に販売する。
ソニックウォールは10月31日、中小企業向けSSL-VPNアプライアンス「SSL-VPN 2000」日本語版を12月下旬に販売すると発表した。
SSL-VPN 2000は、無制限のユーザーライセンス数で、約50〜100名程度の同時接続を可能にする。ユーザー認証やエンドポイント・キャッシュクリーナなどリモートアクセスに必要となる機能を標準装備した。
対応するのは、HTTP/HTTPS/FTP/Telnet/SSHなど。同社の「NetExtender」を利用すれば、メールソフトなどのアプリケーションも使用できるようになる。またインタフェースやマニュアルも日本語化して提供する。
同社の調査によると、中小企業の80%以上はVPNを導入しているが、SSL-VPNを導入しているのはそのうちの18%にすぎないという。しかしSSL-VPNは、IPSec VPNのように専用のソフトウェアをインストールすることなく、Webブラウザさえあればセキュアなリモートアクセスが行える。そのため、ユーザーのトレーニングやサポートの工数を軽減でき、IT管理者のいない中小企業でも比較的導入が用意だ。
販売代理店を通じて販売され、価格は54万8000円(税別)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.