アイピーロックス ジャパンと日本IBMは、重要な情報が格納されたデータベースからの情報漏えい対策に関して協業する。
アイピーロックス ジャパンと日本IBMは11月2日、データベースからの情報漏えい対策システムに関して協業することを発表した。
アイピーロックスでは、データベースに格納されたデータや構造の正常性およびアクセスの正常性を監視し、データの破壊や改ざん、漏えいを防止するセキュリティ製品「IPLocks」を提供してきた。今回の協業にともない、IPLocks内部のデータベースとしてIBMの「DB2」を、内部アプリケーションサーバとして「WebSphere」をそれぞれ採用する。
さらに、IPLocksとIBMのアクセス管理ソフトウェア「IBM Tivoli Access Manager for Operating Systems」を組み合わせることにより、OSからデータベースにいたるまで、各レイヤにおけるユーザーのアクセス制御/追跡が可能になるという。
アイピーロックスでは、IBM製品の採用により、より堅牢で拡張性の高いシステムを提供できるとし、初年度100社への導入を目指す。また、パートナーを通じて「IBM eServer xSeries」「BladeCenter」を組み合わせたシステムを提供するほか、共同のプロモーション活動にも取り組む。
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