CSKシステムズ、HP製ブレードPC用いたシンクライアントのアウトソーシングサービス

CSKシステムズは、日本HPのブレードPCを用いた従量課金制のアウトソーシングサービス「ThinクライアントPC・アウトソーシングサービス」の提供を開始した。

» 2005年11月07日 15時53分 公開
[ITmedia]

 CSKシステムズは11月7日、日本ヒューレット・パッカードのブレードPCを用いた従量課金制のアウトソーシングサービス「ThinクライアントPC・アウトソーシングサービス」の提供を開始した。

 ThinクライアントPC・アウトソーシングサービスは、CSKシステムズが提供する従量課金型のアウトソーシングサービス「USiZE」をベースに、日本HPの協力を得て提供される。日本HPのブレードPCを用いたシンクライアントシステムの導入と運用、サポートを、アウトソーシングの形で提供する。

 シンクライアントシステムでは、端末側に情報を保存させず、データセンター側で一元的に処理を行う。このため、PCの盗難や紛失などによる情報漏えいを防止するだけでなく、パッチ適用をはじめとするセキュリティ対策、運用を効率的に行えるとして注目を集めている。

 ThinクライアントPC・アウトソーシングサービスではこの仕組みをアウトソーシングサービスの形で提供することにより、システム投資リスクを抑えながら、効率的にシンクライアントシステムを導入、運用できるとしている。

 CSKシステムズでは12月をめどに、社内にブレードPCの検証環境を整備し、デモサービスを開始する予定だ。個人情報を扱う業務を外部に委託することの多い金融業や小売業、通信販売業やコールセンター業務のほか、モバイル端末を持ち歩くケースが多い営業担当者や建設/土木業など、幅広い企業を対象に提供していく。

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