ゼンド・ジャパンは、セッションクラスタリング機能などを搭載したPHPサーバ強化プラットフォーム「Zend Platform v2.1 日本語版」を発表した。
ゼンド・ジャパンは11月17日、PHPサーバ環境を強化する「Zend Platform」の新バージョン「Zend Platform v2.1 日本語版」を発表した。価格は、1年ライセンスが1CPUで18万円、使用期限なしの通常ライセンスは48万円。
Zend Platformは、PHPスクリプトのキャッシュやデータ圧縮などを通じてPHPサーバの高速化を実現するとともに、サーバリソースを効率的に利用できるようにする統合プラットフォームだ。PHPサーバで発生した異常を迅速に検出できるよう、閾値を設定して管理を行うPHPインテリジェンス機能なども備えている。
v2.1 日本語版では、10月末に発見されたPHPのセキュリティホールが修正されたほか、より大規模な環境に向け、複数のPHPサーバ間でセッション情報を共有するセッションクラスタリング機能が搭載された。既存のコードに変更を加えることなく、PHPクラスタ全体でセッション情報を共有することにより、PHPアプリケーションのパフォーマンスや拡張性を向上できるという。
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