Turbolinux、小中学校のOSS実証実験に採用される

ターボリナックスは11月2日、デスクトップLinuxの利用検証を目的として岐阜県とつくば市の小中学校に導入されるOSに自社製品が採用されたことを発表した。

» 2005年11月21日 12時02分 公開
[ITmedia]

 ターボリナックスは11月21日、デスクトップLinuxの利用検証を目的として岐阜県とつくば市の小中学校に導入されるOSに、Turbolinux 10 DesktopおよびTurbolinux 10 Serverが採用されたことを発表した。

 これは、経済産業省の教育分野における情報処理振興施策の一環として、財団法人コンピュータ教育開発センター(CEC)が実施する平成17年度教育情報化促進基盤整備事業「Open School Platform」プロジェクトに関連するもの。

 同プロジェクトは、2004年度の独立行政法人情報処理推進機構(IPA)公募事業「学校教育現場におけるオープンソースソフトウェア活用に向けての実証実験」の成果を踏まえ、学校現場でのさらなるオープンソース・ソフトウェア(OSS)の活用と定着を目的として実施される。今回の公募では、学校現場におけるOSS環境の自立的運用を重点課題とし、他地域の教育委員会および学校現場へのOSS導入促進へとつながる波及効果を目指すという。ターボリナックスは先年の実証実験に引き続いて採用されている(関連記事参照)

 実証実験期間は、2005年9月下旬から開始されており、2006年3月中旬まで行われる。

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