フォーティネット、VoIP処理能力を強化したセキュリティアプライアンスの新製品

フォーティネットジャパンは、大規模企業を対象とした統合型セキュリティアプライアンス「FortiGate-1000A」と「FortiGate-1000AFA2」の出荷を開始した。

» 2005年11月25日 15時04分 公開
[ITmedia]

 フォーティネットジャパンは11月24日より、大規模企業を対象とした統合型セキュリティアプライアンス「FortiGate-1000A」と「FortiGate-1000AFA2」の販売を開始した。

 同社の「FortiGateシリーズ」は、独自のASICをベースとした高速な処理能力を特徴とする統合型のセキュリティアプライアンス製品だ。ファイアウォールやVPN、IDPのほか、ウイルス対策やメール/Webのフィルタリングといったコンテンツレベルの対策までを1つの筐体で提供する。

 2つの新製品は10/100/1000BASE-Tを10ポート搭載。さらに新しいコンテントプロセッサを搭載することにより、マルチギガビットクラスのスループットに対応した大規模ネットワーク向けのモデルだ。クラスタリング対応や電源のホットスワップ対応などにより、信頼性/可用性の向上を図っている。

 このうちFortiGate-1000AFA2では、特にVoIP向けの機能が強化された。VoIPなどのマルチメディアストリーミングで多く発生するスモールパケットの処理能力を高める「FortiAccel」テクノロジーを実装した「FortiAccel SFP」を2ポート搭載することで、音声/データを統合した企業ネットワークでも高速に処理できるようにした。

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