ネットワールドとNECソフト、「ストレージ仮想化ソリューション」で提携

ネットワールドとNECソフトは、両者が提供しているアプライアンスとソフトウェアを組み合わせることで、サーバ仮想化からストレージ仮想化までトータルにサポートするソリューションを発表した。

» 2005年11月28日 12時35分 公開
[ITmedia]

 ネットワールドとNECソフトは11月28日、「ストレージ仮想化ソリューション」で提携することを発表した。

 ネットワールドのサーバ仮想化ソフトウエア・ソリューションに加え、データコア社の「SANmelody」をコアエンジンとするNECソフトのストレージサーバアプライアンス製品「MelodiousStor(メロディアスストア)」と、EMCジャパンのネットワークストレージシステム「EMC CLARiX AX100」を組み合わせることで、サーバ仮想化からストレージ仮想化までトータルにサポートすることが可能となる。これによって業種や業務を問わず、大規模システムにも対応でき、かつ特定のハードウェアに依存しない、コストパフォーマンスに優れたシステムを提供できるという。

 「MelodiousStor」は、SAN(ストレージエリアネットワーク)にある複数のストレージをプール管理・統合し、ここから各サーバにストレージを割り当てる。また「EMC CLARiX AX100」は、ハードウェアとデータ管理機能を1つにパッケージし、使い勝手と拡張性を両立する。

 本提携では、NECソフトがネットワールドに「MelodiousStor」を提供し、ネットワールドが「ストレージ仮想化ソリューション」としてユーザに販売する。

 価格は、6Tバイトの仮想化ストレージ構成で、シングル構成システムが500万円程度から、デュアル構成システムが1千2百万円程度から(すべて税別)。

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