日本HP、仮想化/IT統合エンジニアの養成を目指した新認定資格

日本HPは、同社の認定資格制度「HP認定プロフェッショナル・プログラム」を拡充し、仮想化やIT統合のスキルに対応した新しい認定資格を追加することを発表した。

» 2005年11月28日 14時48分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカード(HP)は11月28日、同社の認定資格制度「HP認定プロフェッショナル・プログラム」を拡充し、仮想化やIT統合のスキルに対応した新しい認定資格を追加することを発表した。

 同社はこれまでHP-UX分野の認定資格制度として、基礎的なシステムアドミニストレータ認定(CSA)と、その上位レベルに位置する高可用性システム構築に関する「HA認定試験」の2つを用意してきた。新たにCSAの上位レベルの認定として、仮想化技術やIT統合のスキルを含んだシステムエンジニア認定(Certified Systems Engineer:CSE)を設ける。

 同時にCSE認定のための推奨トレーニングコースを再編。サーバのセルボード単位などで物理的な仮想化を行う「nPar」やソフトウェアによる仮想化「vPar」といった仮想化技術についてトレーニングを行う「nPars、vParsによるHP-UXパーティション管理」や、高可用性実現のためのミドルウェア「HP Serviceguard」についてトレーニングを行う「Serviceguard Workshop」など、全6種類のコースを用意する。

 日本HPではCSEの設置を通じて、年間100名以上の仮想化/IT統合エンジニアの養成を目指す。

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