最近はレジのシステムがWindows構築されていることをよく目にするようになった。しかし、カスタマイズを考えるのなら、今回紹介するソフトウェアの導入も検討に値する。
POSのシステム開発やそのデータ分析に興味がある。POS(Point Of Sales)の名が示すように、商いの最前線という感じがある。
最近はレジのシステムがWindows構築されていることをよく目にするようになった。俊敏な反応が求められるPOSはWebシステムが苦手とする領域かもしれないが、クローズドなWindowsシステムでは自社向きのカスタマイズがコスト高になってしまう。
ここで紹介するオープンソース・ソフトウェアはTina POS、Java製のPOSシステムだ。
タッチスクリーンやバーコードリーダーでの操作を想定しているので、運用上はキーボードやマウスは必要ない(操作は可能)。ただし商品管理を行う際にはキーボードが必要だ。
実運用ではレジ打ちだけが可能だ。マネージャーアカウントであれば返金処理も行える。一台であればHSQLをすれば良く、データベースを別サーバにすれば複数台での本格的なPOSシステムも構築できる。
POSシステムがオープンソースであれば、自社向きの分析や、ほかのシステムとの連携も行いやすい。これからPOSを導入しようと考えているのであれば、候補に挙げても良いだろう。
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