富士通とRed Hatは、富士通の基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」へのアプリケーション移植を共同で行っていくことを明らかにした。
富士通とRed Hatは12月1日、Linuxソリューションの提供に向けたグローバル提携の一環として、富士通の基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」へのアプリケーション移植を共同で行っていくことを明らかにした。
両社は2003年5月のグローバル提携以降、ミッションクリティカル領域のLinuxソリューションにおけるマーケティングや営業、ソフトウェア開発、システム構築やそのサポートを共同で実施している。2003年12月には、Red Hat社内に「共同開発推進室」を開設、Linux OS機能の開発や富士通グループに対する迅速なサポートの支援を実施している。
今回の発表は、他社UNIXサーバや32ビットのLinuxアプリケーションを、Red Hat Enterprise Linux 4(RHEL4)を搭載したPRIMEQUESTへ移植していく作業や、RHEL4への対応が大幅に改善された最新バージョンのIA- 32 Execution Layerを利用した32ビット環境への移植を、共同で推進していくもの。
移植活動の広報、プロモーションは共同で実施し、アプリケーションの移植はRed Hatが、移植後の検証は富士通が行う。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.