RSS広告社、コンテンツマッチ広告配信Webサービス「RAWS」を1月にβ公開

RSS広告社は、あらゆるWebサイト・Webアプリケーションでコンテンツマッチ広告を配信することができるサービス「RAWS」の開発を発表した。

» 2005年12月05日 14時13分 公開
[ITmedia]

 ネットエイジグループでRSS広告事業を行うRSS広告社は、世界初のコンテンツマッチ広告配信Webサービス「RAWS(RSS Ad Web Service)」の開発を開始、β版を1月には提供する予定であることを発表した。これにより、あらゆるインターネット関連事業者に対して、新たな収益化システムを提供可能になるという。

 これまで、通常のWebサイトに広告を配信するサービスでは、Webサイトに定型バナーやスクリプトを貼り付け、決まったレイアウトの広告を表示させるものばかりだった。今回、同社から提供されるRAWSでは、これまでと異なり事業者が自由な形式で広告を配信できるように設計されている。コンテンツマッチさせたい文章などをコンテンツマッチサーバーに送ると、送信されたコンテンツに関連性の高い同社の広告主の広告を自動的に抽出し、広告原稿と飛び先のURLがxml形式で配信するという仕組みを持つ。

 RAWSは、当初は法人向けに先行提供することにしており、その第一弾としてガイアックスが提供するコミュニケーション系ブログパーツサービス「コミティア」のブログパーツ内の広告表示機能として採用される予定。将来的には個人ユーザーにも開放し、さまざまなWebサイト・Webアプリケーションを開発者とともに開発していく方針とのこと。同社では、まず2006年1月を目処にβ版の提供を開始、同時に開発者向けのプログラムを開始する予定という。

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