64ビットOS対応の「VMware Workstation 5.5」発売

ヴイエムウェアは、64ビットOSに対応したデスクトップ向け仮想化ソフトウェアの新バージョン「VMware Workstation 5.5」の販売を開始した。

» 2005年12月06日 22時06分 公開
[ITmedia]

 ヴイエムウェアは12月6日、デスクトップ向け仮想化ソフトウェアの新バージョン「VMware Workstation 5.5」の販売を開始した。

 VMware Workstationは、ソフトウェア開発者やテスト担当者などを対象とした、1台のPC上で複数のゲストOSを動作できるようにする仮想化ソフトウェア。バージョン5.5では、ホストOSとしてだけでなく、ゲストOSとして64ビット版Windows/Linuxをサポートした。試験的に64ビット版Solaris x86とFreeBSDもサポートする。

 また、試験的サポートながら、1台の仮想マシンで2つのプロセッサを利用できるようにする「Virtual SMP」も利用できるようになった。

 さらに、スナップショットの取得/リスト表示機能などを備えた拡張vmrunインタフェースを搭載するほか、「Symantec Live State Recovery」などサードパーティ製品で作成したイメージを仮想マシンに変換できる「拡張VMware Virtual Machine Importer」機能も備えた。

 VMware Workstation 5.5の対応ホストOSはLinuxとWindowsで、参考価格は2万9000円。VMware Workstation 5の登録ユーザーは無償でアップグレード可能だ。またヴイエムウェアのWebサイトでは、30日間試用可能な評価版のダウンロードも行える。

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