中小建設業向けCALS/ECセミナーを拡大――マイクロソフトと全国建産連

マイクロソフトと全国建産連は、中小規模の建設業社に向けたIT活用促進のためのセミナー活動を拡大させると発表した。

» 2005年12月15日 15時06分 公開
[ITmedia]

 マイクロソフトと社団法人全国建設産業団体連合会(全国建産連)は12月15日、中小規模の建設業社に向けたIT活用促進のためのセミナー活動を拡大させると発表した。

 両者が2002年から取り組んでいる「全国建産連公式 CALS/EC Microsoft Windowsスキルチェックセミナー」(WSCセミナー)に、マイクロソフトの認定教育機関「Microsoft Official Training School」(MOTS)が協力することで、開催規模を全国に拡大させる。

 建設業においては、既に国土交通省直轄工事の全面電子化が行われているほか、2010年度には47都道府県および全市町村の公共工事の入札・納品業務が電子化される。IT化が必須の課題だが、中小の建設業社では十分なITリテラシーが浸透していないという。

 開催規模を全国に拡大したほか、全国建産連の会員向けだったWSCセミナーを非会員企業でも参加できるようにしたことで、2006年春からより多くの中小の建設業社が受講できるようになる。マイクロソフトは、中小規模の建設業社が各地でセミナーを受講できる体制を整備するため、WSCセミナー事務局を設置するという。

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