PCA、e文書法対応の財務会計パッケージなどを発表

PCAは、中堅・中小企業向け基幹業務パッケージ群「PCA 8V.2シリーズ」を2006年1月23日から発売すると発表した。

» 2005年12月19日 17時09分 公開
[ITmedia]

 ピー・シー・エー(PCA)は12月19日、中堅・中小企業向け基幹業務パッケージ群「PCA 8V.2シリーズ」を2006年1月23日から発売すると発表した。

 財務会計から給与計算・販売管理などシリーズ共通の機能として、情報漏えい対策のための操作ログ管理機能を搭載し、ソフトを使用するユーザーID、処理名、処理内容、コンピュータ名を履歴として管理できるようになった。また、オフコンシステムからのリプレースに対応する各種マスターデータの受け入れ機能を強化した。

 特に財務会計パッケージの「PCA会計8V.2」では、e文書法に対応させ、スキャナで財務・税務関連の文書を読み取り、e文書法の要件を満たす形で電子文書(PDFファイル)を管理できる。電子署名、タイムスタンプの取得まで行え、帝国データバンクと日本電子公証機構が提供する電子証明書、PFUのタイムスタンプサービスに対応したという。同時に、帳票から関連づいた電子文書を検索・表示することが可能になり、紙媒体での保存に比べて、仕訳伝票の検索・確認作業が容易になったとしている。

 価格は、PCA会計8V.2シリーズのシステムAが15万7500円、ネットワークが37万8000円からなど。

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