IT大手と7大学、オープンソース研究のガイドライン採用

IBMなど大手4社とカーネギーメロン大学など7大学が、オープンソースソフトの共同研究促進に向けたガイドライン原則を発表した。

» 2005年12月20日 08時19分 公開
[ITmedia]

 米IBMなどハイテク大手4社と米国の7大学が12月19日、オープンソースソフトの共同研究促進に向けたガイドライン原則を採用したと発表した。

 参加しているのはIBM、Cisco、Hewlett-Packard(HP)、Intelの4社とカーネギーメロン大学、スタンフォード大学など7大学、民間財団のKauffman Foundation。特定の共同研究から派生した知的財産を商用と学術用途に無償で提供すること、参加者および公共の権利について定めたガイドラインを確立することの2点で一致した。

 この原則によって、幅広いプロジェクトでオープンソースソフト研究への貢献が加速され、関連の業界標準開発と相互運用性強化につながるとともに、もっと均衡の取れたやり方で知的財産を管理できるようになると説明している。

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