米IBMは12月14日、PowerPC 405プロセッサコアの仕様を学術研究向けに公開する計画を発表した。
405コアの公開は、Powerアーキテクチャ技術の普及を目的に1年前に創設したPower.orgを通じて行う方針。
IBMでは405コア公開の背景について、マルチコアプロセッシングに関する複数大学の共同研究プロジェクトResearch Accelerator for Multiple Processors(RAMP)などから寄せられた要望に応えたと説明している。
RAMPプロジェクトでは今後、FPGA(Field Programmable Gate Arrays)ベースのシステムに405コアを組み込んで、新しいチップアーキテクチャの研究に利用できるようになる。
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