NTTコムウェアの指紋センサーがThinkPadに

NTTコムウェアはレノボ・ジャパンが販売する「ThinkPad」シリーズの指紋センサー搭載モデルとして、「e-UBF Unit(指紋認証装置)」のソフトウェアを搭載した「ThinkPad e-UBF Model」が販売すると発表した。

» 2005年12月20日 16時32分 公開
[ITmedia]

 NTTコムウェアは12月20日、レノボ・ジャパンが販売する「ThinkPad」シリーズの指紋センサー搭載モデルとして、「e-UBF Unit(指紋認証装置)」のソフトウェアを搭載した、「ThinkPad e-UBF Model」が販売すると発表した。

 ThinkPad e-UBF Modelは、NTTコムウェアが販売する「e-UBF Unit」と同様の指紋認証機能を搭載したオリジナル商品。ThinkPad標準搭載の指紋センサーに、ディー・ディー・エスの「周波数解析法」(表面の凹凸断面を数値化して高速確認)という認証方式を採用し、Windows起動後のログイン、スクリーンセーバー、ウィンドウズロックなどの機能の利用が可能になる。

 また、指紋登録拒否率が0%であることも特徴で、指先が荒れる季節などでも利用できるとしている。e-UBF指紋認証搭載モデルは、ThinkPad T43、ThinkPad X41となっている。

 e-UBFは既に官公庁や金融機関等でも導入されており、数万人規模での利用においても、登録拒否なく運用されている点で、高い認証度と実績、低価格性をアピールしている。

 現在、レノボ・ジャパンが販売するThinkPadシリーズの指紋センサー搭載モデルのダイレクト価格と同じ価格を予定。販売目標は、出荷開始後1年で5万台を目指している。また、サポート体制は、e-UBFに関するソフトウェアについては、NTTコムウェア、それ以外については、レノボ・ジャパン「ThinkPad」のハードウェア保証が受けられる。

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