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» 2005年12月20日 16時49分 公開

東芝ソリューション、医薬品業界向けに機密情報漏えい防止ソリューションを発表

東芝ソリューションは、MR向けに新ソリューションを1月から販売すると発表した。

[ITmedia]

 東芝ソリューションは12月20日、医薬品企業の医薬情報担当者(MR:Medical Representative)が持つモバイルPCの機密情報を保護するために、デジタル著作権管理(DRM:Digital Rights Management)技術を利用し、セキュアでかつ、利便性を低下させない新ソリューションを1月から販売すると発表した。

 個人情報が入ったMRのモバイルPC盗難事件が相次ぎ、今年4月から9月までの個人情報の流出件数は3万9000人に上ると言われている(Monthlyミクス調べ)。

 通常はPC内部で暗号化されている機密情報も、メールにファイルとして添付したりUSBメモリのような外部記憶装置にコピーしたりした段階で暗号化が外される危険がある。また、内部に情報を持たないモバイルPCも、業務上、毎回リモートアクセスして情報を参照するのは現実的には難しいとの声があったという。さらに不正競争防止法改正により、企業は退職者が在職中に得た機密情報を管理する必要に迫られている。

 そうした中で、同ソリューションではDRM技術を採用し、WordやExcelで作成した機密情報の電子ファイルそのものに、印刷やコピーができない、期限が来たら自動削除する、といったセキュリティ属性を設定できる。

 また、社内のLAN環境下でナレッジベースを使用し、必要な情報を検索して取得、ユーザーのPCに保存するときに使用期限の付加と暗号化を行う。重要情報には使用期限を設定しておけば、期限後にはユーザーのPCから形跡を残さず自動削除する。

 東芝ソリューションは、MRが利用する医師の個人情報や医薬品の社外秘扱いの研究レポートへの適用、創薬フェーズの探索や化学研究成果の情報の保存や管理用途向けに販売し、今後2年間で50社への納入を目指す。

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