エス・アンド・アイ、ブレードサーバを組み合わせた「VPN構築ソリューション」を提供

エス・アンド・アイは、日本IBMとフリービットの協力を得て、多くの拠点を抱える企業向けに「S&IスマートVPN構築ソリューション」の提供を開始した。

» 2005年12月27日 16時56分 公開
[ITmedia]

 エス・アンド・アイは12月27日、日本IBMおよびフリービットの協力を得て、同時接続数が1000を超えるような大規模ネットワークに対応可能なVPNソフトウェアとハードウェア、運用をパッケージ化した「S&IスマートVPN構築ソリューション」の提供を開始した。

 S&IスマートVPN構築ソリューションは、全国に多数の拠点を抱える企業を対象としたVPNシステム。フリービットが開発したVPNソフトウェア「Emotion Link Direct Access Edition サーバライセンス型」と、IBMのブレードサーバ「IBM eServer BladeCenter」を組み合わせて提供する。エス・アンド・アイによるネットワーク設計などのコンサルティングや導入、運用サービスも含まれている。

 特徴は、VPN専用機器を導入する必要がないため拡張性が高いこと。また、1000同時接続規模の場合、VPN専用機器を用いる場合に比べ半額程度の価格で導入できるという。

 エス・アンド・アイでは、複数の地方拠点から本社へのアクセスや、全国展開している店舗のPOS端末の管理といった用途向けにS&IスマートVPN構築ソリューションを提供していく。価格は個別見積もり。

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