ファウンドリー、ギガビットイーサネットを実装したデータセンターを提供

ファウンドリーネットワークスは、レイヤ2/3イーサネットスイッチファミリーのBigIron RXシリーズとして、新たにワイヤスピードの48ポート10/100/1000 Mbpsモジュールを追加したと発表した。

» 2006年01月05日 17時41分 公開
[ITmedia]

 ファウンドリーネットワークスは1月5日、レイヤ2/3イーサネットスイッチファミリーのBigIron RXシリーズとして、新たにワイヤスピードの48ポート10/100/1000 Mbpsモジュールを追加したと発表した。これにより、ノンブロッキングギガビットイーサネットの能力を、単一のスイッチで768ポートに、標準の7フィートラックで2304ポートへと増やすことが可能になるとしている。

 このように、複数のサーバが存在する密度の高い構成では、500ギガビットイーサネットポートを超えるスケールアップが可能な、ノンブロッキングの相互接続ソリューションが求められるという。新モジュールは、QoS(サービス品質) やレイテンシ(待ち時間)、スループットなどを犠牲にすることなく、高い密度の構成で導入することができるとしている。

 また、コンパクトなRJ-21コネクタとケーブルを使うことで、ケーブル管理の合理化も図った。このデザインにより、必要なケーブル数は標準のRJ-45イーサネットコネクタとケーブルを使っているソリューションと比較して1/6で済む。また、電力効率の高さもメリットとしており、768ワイヤスピードギガビットイーサネットポートをフルに使ったBigIron RX-16シャーシで、消費電力はギガビットポートあたり7ワット以下と、他社製品と比較して40%前後の電力削減を図れるとしている。

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