デル、「eXsenju」を連携させたシステム統合運用管理パッケージを提供

デルはPowerEdgeサーバの顧客向けに、「Dell OpenManage」と「eXsenju」を連携させた「システム運用管理ソリューション」の提供を開始した。

» 2006年01月12日 18時35分 公開
[ITmedia]

 デルは1月12日より、同社のサーバ製品「PowerEdge」を導入している顧客向けに、システム全体の統合管理や障害予兆監視を行う「システム運用管理ソリューション」の提供を開始した。

 システム運用管理ソリューションは、PowerEdgeサーバに標準添付されるハードウェア管理ソフト「Dell OpenManage」と、NRIデータサービスの統合運用管理ツール「eXsenju」を連携させたものだ。

 OpenManageではCPUやメモリ、ディスクといったハードウェアに関する障害/警告情報を収集できる。一方eXsenjuでは、アプリケーションの監視やジョブ管理などが可能だ。双方を組み合わせることで、ハードウェアレベルの障害からアプリケーション/サービスレベルの監視までを、1つの管理コンソールから一元的に行える点がメリットという。また、Windows、Linux、UNIXといった複数のOSが混在する環境での統合管理も可能。

 併せて、デル・プロフェッショナル・サービス(DPS)によるコンサルティングサービスも提供する。現状分析にはじまり、システム移行・導入のためのシナリオ精査やスケジュール管理、導入テストの実施や導入作業などをフェーズに応じて提供する。

 価格は規模や管理内容によって異なる。たとえば5台のWindowsサーバと1台のLinuxサーバという環境で、Linuxサーバ上にジョブ管理機能を追加する場合は121万2750円。

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