NEC、東京電力に4万人規模のWeb健康管理システムを納入

NECは、東京電力において、従業員約4万人のセルフケア意識の醸成やきめ細かい健康管理を実現する新健康管理システム「TEPCOヘルスサポートシステム」を構築し、納入したことを明らかにした。

» 2006年01月16日 15時51分 公開
[ITmedia]

 NECは1月16日、東京電力において、従業員約4万人のセルフケア意識の醸成やきめ細かい健康管理を実現する新健康管理システム「TEPCOヘルスサポートシステム」を構築し、納入したことを明らかにした。完全なWebベースの健康管理システムとしては最大級のものという。

 同システムにより、社員が自らのPCのWeb画面から、健康診断の受診予約や問診入力を効率的に実施したり、図やグラフで分かりやすく表示された血圧や体重など健康状況の変動を基にしたセルフチェック、医療スタッフからのアドバイス情報を入手したり、健康管理室への健康相談をメールで気軽に行ったりすることが可能になる。

 また、医療スタッフは、本システムの活用によって事務処理時間を短縮でき、健康相談や職場巡回など、一人一人と向き合った活動ができるようになるとしている。

 同システムは、NECのパッケージソフトをベースに、東京電力が健康管理について蓄積したノウハウを加えたもの。従業員が健康情報の入力や診断結果の閲覧などを行うシステムと、医療スタッフが健康診断データの蓄積や分析などを行うシステムから構成されている。

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