スパイウェア対策を備えたNetscape 8.1リリース

Netscape 8.1には、セキュリティステータスを一覧できるSecurity Centerや、リアルタイムのスパイウェアスキャンなどの新機能が搭載されている。

» 2006年01月26日 09時03分 公開
[ITmedia]

 AOLは1月25日、Netscape 8.1をリリースした。

 この最新版には新機能として、セキュリティステータスを一覧できるSecurity Center、スパイウェア対策、リアルタイムフィード、ユーザー別プロファイルが追加されている。

 Security Centerでは、スパイウェアスキャンやポップアップ遮断などセキュリティ保護の状態を確認できる。これは1日に1回自動的に表示され、また新たなセキュリティの脅威が発見された時には、最新アップデートをインストールするようユーザーに指示する。

Security Center

 このほかセキュリティに関しては、ユーザーがWebからファイルをダウンロードした時にリアルタイムスパイウェアスキャンを実行する新機能が加えられた。

スパイウェア対策

 Netscape 8.1ではWebページ上のフィードを自動的に検知して、URLバーの右の方にオレンジのインジケータを表示する。このインジケータをクリックすると、フィードを閲覧できる。ユーザーはフィードをシンプルなブックマークとして追加するか、ツールバーにニュースティッカーとしてスクロール表示するか選べる。ブックマークとして追加したフィードは、ほかのブックマークと同じように管理できる。

リアルタイムフィード

 また、ユーザー別のプロファイルを作成する機能も追加された。これにより、複数のユーザーがほかのユーザーのブックマークや設定などを変えてしまうことなく1つのブラウザを利用できる。パスワードを設定すれば、自分のプロファイルを保護できる。

プロファイル

 Netscape 8.1は現時点では英語版のみ提供されており、対応OSはWindows XP/2000/98/Me。

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