インテリジェント ウェイブと大日本印刷、PCの利用状態を常時監視するシステムを開発

インテリジェント ウェイブと大日本印刷は、PCPCの利用者を特定し、利用状況を監視する情報セキュリティシステムを共同開発した。

» 2006年01月26日 16時43分 公開
[ITmedia]

 インテリジェント ウェイブ(IWI)と大日本印刷(DNP)は、オフィスのPCが誰にどのように利用されているかを監視する、セキュリティソリューションを共同開発した。2月より販売開始される予定。

 今回開発されたシステムは、IWIが開発、販売している内部情報漏洩対策システム「CWAT」と、DNPが開発、販売しているPCセキュリティソフト「エンドポイント・セーバー」を連携させ、さらに監視機能をアップさせたもの。CWATは、社内ネットワークに接続された個々のパソコンの操作を常時監視し、許可されていない作業や、通常と異なる不審な作業が行われた場合は、サーバからの指示でその作業を中断させる機能を持つ。一方、エンドポイント・セーバーは、第三者によるパソコンの不正使用を防止するためのソフトウェアで、あらかじめ設定された非接触ICカードがないとパソコンを起動できないようにするソフトウェア。

 今回、両社は共同で、CWATに、エンドポイント・セーバーが管理するICカードの情報を取り込む機能を追加し、「誰が」「どのパソコンで」「どのような作業を行っているか」を常時監視し、不正な操作を防止できるソリューションとしてシステムを販売する。

 本システムの導入費用は、従業員数300名の場合で約800万円、500名の場合で約1200万円(サーバソフトおよびクライアントソフト、エンドポイント・セーバー、対応ICカードとICカードリーダーを含む。パソコンやサーバ本体、LANの構築費用等は含まない)。

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