ブロケード、SANベースのデータ移行ツールを販売

ブロケードコミュニケーションズシステムズは、異機種ストレージアレイ間のデータ移行ソリューション「Brocade Tapestry Data Migration Manager」の販売を開始した。

» 2006年02月01日 13時03分 公開
[ITmedia]

 ブロケードコミュニケーションズシステムズは、データ移行ツール「Brocade Tapestry Data Migration Manager」(Tapestry DMM)を2月1日より販売開始した。

 Tapestry DMMは、異機種ストレージ装置間のデータ移行を容易にするツール。機能は同社のSANスイッチ「SilkWorm AP4720」上に実装され、専用のコンソールソフトで移行状況を監視する。

 データ移行をSANベースで管理するため、サーバベースの移行ツールに比べて安定性が高く、移行計画の立案や実行にかかる時間を短縮できるという。既存のSAN環境にDMM機能を実装したスイッチを接続するだけで導入作業が済む。1Tバイト/時の移行速度を実現し、SANおよびWAN環境での移行が可能。主要メーカーのストレージ装置に対応する。

 価格は850万円からとなる予定。

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