サン、IDE新版Java Studio Creator 2日本語版をリリース

Sunが先導するOSSプロジェクトNetBeans 4.1を基とした製品版が日本語対応となって登場。新版でのJSF対応には、Ajaxのサポートも含まれており、Webアプリケーション開発がVisual Basicライクに行える。

» 2006年02月23日 12時49分 公開
[ITmedia]

 サン・マイクロシステムズは23日、無償で利用可能なJavaアプリケーション開発ツール「Sun Java Studio Creator 2」日本語対応版を出荷開始した。米国では、既報のように1月25日に公開されていたもの。同社の「Sun Developer Connection(SDC)」でダウンロードすることができる(関連リンク)

 また、SDC内に「Sun Java Studio Creator 2」専用サイトを開設し、会員登録することで日本語の各種ドキュメントやユーザーフォーラムへの参加ができる。

 Studio Creator 2は、オープンソースのIDE「NetBeans 4.1」を基として開発されたものであり、Ajax対応のJSF(JavaServer Faces)、JSR-168ポートレット作成のサポート、データベースアクセスの簡略化などがバージョンアップポイントとなっている。

 動作環境はWindowsを始めMac OS X、Solairs、Linuxをサポート。

 リリースとともに公開された国内コミュニティーについて、「開発者に対する日本語での技術情報提供と、利用者および関心のある技術者同士のコミュニケーションの場であるユーザーフォーラムを運営し、技術者・開発者の利便性向上を図るとともに利用者数の拡大とコミュニティーの活性化を図ります」とコメントしている。

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