モスフードサービスは3月1日、ファイル交換ソフト「Winny」を通じて顧客情報などが流出したと発表した。社員が個人所有しているPCがWinnyのウイルスに感染したのが原因。2月25日に流出が判明し、社員からPCを回収した結果、270名分の個人情報がWinnyネットワーク上に流出していた。
流出したのは、2004年5月以前にモスバーガー所沢東口店を利用した顧客176名分と、2001年5月から2003年7月に藤野パーキングエリア店を利用した顧客58名分。また、所沢東口店などのパート・アルバイト36名分の氏名、住所、電話番号、メールアドレスなども含まれていた。
該当する顧客には、個別にお詫びと状況の説明を行う。同社では、店舗においても個人情報保護法順守のためのガイドラインを作成し、個人所有PCの業務利用を禁止していたが、一層の情報管理を徹底するため、注意喚起の文書を全店に配布した。
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