マイクロソフトとPSC、中小規模企業向けグループウェアホスティングサービスを提供

マイクロソフトとピーエスシーは、共同で中小規模企業向けホスティングサービス「P-BERRY」を提供する。

» 2006年03月06日 16時37分 公開
[ITmedia]

 マイクロソフトとピーエスシーは、共同で中小規模企業向けホスティングサービスを提供することを発表した。ピーエスシーが4月3日からマイクロソフト製品を利用する「電子メール」、「企業内文書管理」、「モバイルアクセス」を統合した中小規模企業向けグループウェアホスティングサービス「P-BERRY」を提供する。

 同サービスは、マイクロソフトが提供する「Microsoft solutions for Hosted Messaging and Collaboration Ver3.5」(以下HMC)を国内で初めて採用したもの。HMCはExchange Server 2003、Windows SharePoint Services(WSS)、Live Communications Server 2005(LCS)で構成され、サービスプロバイダーは高いセキュリティを確保しながら、中小規模企業向けの共有型のホスティングサービスを迅速に提供することが可能となる。

 このサービスにより中小規模企業は、自社内にサーバハードウェアを保有する必要がなく、初期設備コストや日常のシステム運用管理コストを削減しながら、Exchange ServerやOffice Systemの情報共有環境を利用できるようになる。また、ピーエスシーからオプションで提供されるサービスを付加することで、ウイルス対策や迷惑メール対策といったセキュリティの強化、メールのバックアップ、復元といった企業コンプライアンス対策を強化することも可能となる。さらにトレーニングメニューなども提供される予定。

 ピーエスシーでは、P-BERRYを再販事業者に対してプラットフォームOEM供給を行って、全国エリアでサービスを展開する。マイクロソフトは、P-BERRYの基盤システムであるHMCに対する技術支援を行うとともに、中小規模企業へマーケティング活動を共同で展開する。

 P-BERRYのへの加入は、同社のWebサイトを通じて行う。料金は、1ユーザあたり月額1,500円から。

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