サン、新型SPARCワークステーションを発売

サン・マイクロシステムズは、UltraSPARC IIIiプロセッサを搭載したSPARC/Solarisベースのワークステーション「Sun Ultra 45 Workstation」を発表した。

» 2006年03月08日 13時12分 公開
[ITmedia]

 サン・マイクロシステムズは3月8日、UltraSPARC IIIiプロセッサを搭載したSPARC/Solarisベースのワークステーション「Sun Ultra 45 Workstation」を発表した。

Sun Ultra 45 Workstation

 同製品は、64ビットCPU「UltraSPARCIIIi」1.6GHzプロセッサを最大2個搭載可能なタワー型ワークステーション。メモリは最大16Gバイト(1プロセッサ構成では最大8Gバイト)、HDDは最大4台内蔵できる。

 グラフィックスI/OにサンのSPARCベースのワークステーションとしては初めてとなるPCI-Express、ディスクI/OにシリアルATA(SATA)/シリアルアタッチドSCSI(SAS)などを採用、また、既存のSPARC/Solarisアーキテクチャ用のアプリケーションと完全なバイナリ互換を維持し、半導体の設計、航空機や自動車などの開発/設計を行う製造業、医療イメージング、地質解析、ソフトウェア開発や研究機関などでの利用を想定している。

 OSはSolaris 10で、ソフトウェア開発環境「Sun Studio 11」「Sun Java Studio Creator」「Sun Java Studio Enterprise 8」が付属するほか、「Sun N1 Grid Engine」ソフトウェアのライセンスも付属する。

 価格は55万4000円からで、出荷開始は4月下旬の予定。

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