沖電気がIPテレフォニーサーバ「SS9100」を強化、最大2万ポートに対応

沖電気工業は、収容回線数を2万ポートにまで拡大したIPテレフォニーサーバ「IP CONVERGENCE Server SS9100 リリース5」を発表した。

» 2006年03月16日 18時36分 公開
[ITmedia]

 沖電気工業は3月16日、収容回線数を2万ポートにまで拡大したIPテレフォニーサーバの最新モデル「IP CONVERGENCE Server SS9100 リリース5」(SS9100 R5)を発表した。

 SS9100は、企業内IPセントレックスシステムの構築などに適した、SIP対応のIP-PBX。Microsoft.NETフレームワークに対応することで、IP-PBX機能と業務アプリケーションとの連携、統合を図れる点が特徴だ。

 新モデルのSS9100 R5は複数のサーバを連携させることにより、1システム当たりの収容能力を最大2万ポートに拡大し、より大規模なシステムに対応する。各サーバを複数の拠点に分散配置することもできるため、災害など不測の事態に備えたシステム構築が可能だ。

 さらに、同社の多機能型IP電話機「MKT-IP-30DKW」シリーズの収容をサポートしたほか、既存のPBXからの移行をスムーズに行えるよう、長距離アナログ内線収容などPBX機能の強化も図った。

 SS9100 R5の価格は、1000ユーザーモデルで4500万円からとなっており、3月20日より販売を開始する。なお沖電気は同時に、中小規模オフィス向けの「IP CONVERGENCE Server SS9100 Type M」(SS9100 Type M)についても同様の機能強化を図っている。

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