ソフォス、Linux専用のウイルス対策ソフトを発表

ソフォスは、Linux専用のウイルス対策ソフト「Sophos Anti-Virus for Linux Version 5.0」を発表した。20種類以上のカーネルディストリビューションをサポートする。

» 2006年03月22日 19時12分 公開
[ITmedia]

 ソフォスは3月22日、Linuxに特化したウイルス対策ソフト「Sophos Anti-Virus for Linux Version 5.0」を発表した。

 Anti-Virus for Linuxでは、スキャン時のカーネルへの影響を最小限に抑えた。また、除外処理オプションでスキャンするファイルのディレクトリ、ファイルタイプ、ドライブなどを指定することにより、パフォーマンスを最適化できる。

 ウイルス定義ファイルは、ソフォスのアップデート用アプリケーション「EM Library」やWebサーバの使用、あるいは直接ソフォスのWebサイトからのダウンロードで自動更新でき、モバイルPCなどを含むネットワーク上のすべてのコンピュータでの対策が可能。管理はコマンドラインまたはWebブラウザインタフェースで行う。最新のウイルス動向をリアルタイムで管理者に通知する警告ツールも提供される。

 Red Hat、SUSE Linux、TurboLinuxなど20種類以上のLinuxディストリビューションをサポート、カスタマイズされたLinuxにも対応する。価格は、100ユーザーの年間ライセンスで、1ユーザー当たり3960円。

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