EMCジャパンは、統合型NASのローエンド製品「EMC Celerra NS350」を発表した。Celerra向け最新ソフトウェア機能、仮想プロビジョニングも搭載した。
EMCジャパンは3月22日、統合型NASのローエンド製品「EMC Celerra NS350」を発表した。
同製品は、NAS接続とiSCSI接続に対応した統合型ストレージシステム。ファイバチャネルとATAドライブの2種類に対応し、10Tバイトまで拡張できる。同社によると、競合の同等クラスのNAS製品と比較して、10%低廉な価格で同等のパフォーマンスを提供できるという。
また、Celerra向け最新のソフトウェア機能「仮想プロビジョニング」を備えた。この機能は、ファイルシステムとiSCSI LUNのサイズを論理的に拡大できるもので、最初に過剰な物理容量の割り当てを行うことなく必要とする容量へ増やせる。また、サービスレベルを維持しながら、システム稼働中にストレージの物理容量を拡張することも可能にする。
価格は420万円から。EMCジャパンおよび販売パートナーから提供する。
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