Intel、ブラジル企業支援のベンチャー基金設置

Intelはブラジルへの投資に向けて5000万ドルのベンチャーキャピタルファンドを設置。地元企業による技術や製品、サービスの開発を支援する。

» 2006年03月29日 08時08分 公開
[ITmedia]

 米Intelは3月28日、ブラジルへの投資に向けて5000万ドルのベンチャーキャピタルファンドを設置したと発表した。南米最大の経済国であるブラジルは、IT主導国としての重要性も増していると判断した。

 同基金では地元の企業に投資を行い、重要な技術の開発と地元向け製品の開発を支援する。具体的にはハード、サービス(ブロードバンドインフラ、WiMAXを使ったモバイルワイヤレスソリューションなど)、地元向けコンテンツデベロッパー/プロバイダー、ITサービスプロバイダー、ソフトソリューションといった分野が対象となる。

 ブラジルを訪問中のポール・オッテリーニCEOは「Intel Capitalによる投資は、技術革新を促しブラジルで急発展しつつある起業家社会を成長させる一助となるだろう」とコメントしている。

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