三菱電機、内部統制実現に必要なドキュメント/データの管理支援ツール

三菱電機は、内部統制の実現に関連するドキュメントの作成や管理、メンテナンス作業の効率化を支援する「三菱内部統制ソリューション 内部統制整備/評価支援ツール」を発表した。

» 2006年04月06日 16時13分 公開
[ITmedia]

 三菱電機は4月6日、内部統制報告書に関連するドキュメントの作成や管理、メンテナンス作業の効率化を支援する「三菱内部統制ソリューション 内部統制整備/評価支援ツール」を発表した。

 日本版SOX法への対応においては、企業内のさまざまなプロセスを文書化し、さらに財務報告の虚偽記載につながるようなリスクにどう対応しているかについても文書化することが重要となる。併せて、リスク対応策の有効性の評価や、その結果に基づいて欠陥や不備を改善するプロセスも求められる。

 内部統制整備/評価支援ツールは、こうした各ステップで必要なドキュメントやデータ類を一元的に管理し、内部統制の整備を支援するもの。親会社と子会社とを連結して管理し、確認したい事項を属性検索や全文検索で表示することも可能だ。

 また、組織改正に対応してドキュメント中の該当データを一括変換したり、Microsoft Excelからデータを一括入力するなど、作業を効率化するための機能も備えている。

 内部統制整備/評価支援ツールの価格は、20ユーザーの場合で1575万円から。8月1日より販売を開始し、上場企業やその連結子会社を対象に2年間で100セットの販売を目指す。

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