小田急のコンテンツ管理、NECがTeamSite利用で構築

PC向けのWebページとケータイ向けのページを同時に生成。NECが小田急電鉄向けに着手したコンテンツ管理は、速報性と作業効率を両立させるものとなった。

» 2006年04月10日 19時02分 公開
[ITmedia]

 NECは10日、神奈川県の鉄道「小田急電鉄」においてコンテンツ管理システム構築を行ったことを発表した。公式Webサイトをはじめ、ケータイ向けの列車運行情報をタイムリーかつ効率的に配信することを目的としたもの。

 NECでは今回の構築プロジェクトにおいて、業務プロセス変革に関する企画コンサルティングからシステム構築、運用サポートまでのサービスを総合的にサポートした。

 小田急電鉄では現在、列車に15分以上の遅れが発生、または見込まれる場合に運行情報を公式Webサイト上、およびケータイ向けに掲載を行っている(定期券購入者向けのケータイメール配信サービス「goopas」の希望会員)。

 今回構築された新システムでは、テンプレートを利用することでPC向けのWebページとケータイ向けそれぞれに一度の入力で済み、コンテンツ作成の効率化、そして作成から配信までの時間短縮も実現できたという。

 なお、プロジェクトでは、米インターウォーブンの提供するコンテンツ管理サーバ製品「TeamSite」を利用して構築を行ったという。

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