マクニカ、Web認証をサポートした無線LANベースの検疫システムを6月に販売

マクニカネットワークスは、米Trapeze Networksの無線LANシステム「Trapeze Mobility System」とSymantecのセキュリティ対策ソフトを連携させた無線LANの検疫ネットワークソリューションを6月に販売する。

» 2006年04月11日 11時57分 公開
[ITmedia]

 マクニカネットワークスは、米Trapeze Networks(トラピーズネットワークス)の無線LANシステム「Trapeze Mobility System」を利用した無線LAN端末での検疫ネットワークソリューションを販売すると発表した。認証にWebブラウザを採用するもので、機能実装した製品は6月末に出荷される予定。

 同社が販売するのは、トラピーズの無線LANスイッチ「MX」を中心とする無線LANシステム「Trapeze Mobility System 4.2」と、米Symantecのセキュリティ対策ソフト「Sygate On-Demand 2.5」を組み合わせた検疫ネットワークシステム。1月の検疫システムの発表ではIEEE 802.1x認証をサポートしたが、今回は接続端末の種類を問わないWeb認証でのシステム連携を実現した。

 無線端末側からWebインタフェース上でID、パスワードを入力して認証を行い、Sygate On-Demandがセキュリティパッチやウイルス定義ファイルの適応状況など端末の健全性をチェックした後、無線スイッチがその結果に従って接続を許可したり制限したりする仕組み。認証やチェックはJavaアプレットとしてダウンロードされるため、専用のソフトウェアを端末に導入する必要がない。また、システムの利用上、トラピーズ製品側でライセンスを購入する必要はないとしている。

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