アスキーソリューションズ、検疫アプライアンス「iBricks PC」を発売

アスキーソリューションズは富士通ソフトウェアテクノロジーズと共同で、検疫ネットワークを実現する「iBricks PC検疫装置」「iBricks PC遮断装置」を開発した。

» 2006年04月18日 23時19分 公開
[ITmedia]

 アスキーソリューションズは4月18日、富士通ソフトウェアテクノロジーズと共同で、未承認のPCやセキュリティ基準を満たさないPCの接続を拒否して検疫ネットワークを実現するアプライアンス製品「iBricks PC検疫装置」「iBricks PC遮断装置」を開発したことを発表した。

 iBricks PC検疫装置は、PC側にインストールされる専用エージェントと連携して企業ネットワークへ接続されるパソコンを検査し、OSのパッチ適当状況やアクセスポリシーなどが基準を満たさない限り接続を拒否する検疫ネットワークを実現する。治癒サーバを設置すれば、パッチ適用やウイルス対策ソフトの定義ファイル更新といった作業を連動して実現することが可能だ。また、登録されていない不正な持ち込みPCについても同様に、接続を拒否することができる。

 一方iBricks PC遮断装置は、iBricks PC検疫装置のうち遮断機能だけを独立させ、未承認PCの接続を拒否する機能に特化したアプライアンスだ。

 いずれも、1台で最大200台までの端末を管理できる。既存のネットワークに変更を加えることなく、セグメント単位で導入できる点が特徴で、価格はオープンプライス。4月27日より出荷を開始する。

 なお6月には、Winnyなど、企業として利用を禁ずるソフトウェアが稼働しているPCのネットワーク接続を拒否する機能も追加される予定だ。

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