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» 2006年04月25日 18時31分 公開

LSIロジック、コンシューマとストレージ向けビジネスに戦略転換

LSIロジックは戦略を転換しストレージとコンシューマ向け電子機器市場へとビジネスの軸足を移すことを明らかにした。

[怒賀新也,ITmedia]

 LSIロジックは4月25日、都内のホテルで記者発表会を行い、これまで行ってきたASIC技術および主力製品であるRapidChipのへの投資と開発を中止すると同時に、ZSPデジタル信号処理(DSP)プロセッサ事業部を売却、新たにストレージとコンシューマ向け電子機器市場へとビジネスの軸足を移すことを明らかにした。

 来日した同社のコーポレートプランニング&マーケティング担当上級副社長、フィル・ブレイス氏は「これまでわれわれはカスタムチップを欲しいというすべての顧客をターゲットにしてきたが、今後は分野を絞り、ストレージとコンシューマ市場にフォーカスしていく」と話す。

フィル・ブレイス上級副社長

 同社はこれまで、コンシューマ、ストレージだけでなく、通信、軍事/航空、OA機器、医療など幅広い市場でASICやASSPを提供してきた。また、提供する技術もRapidChip、ZSP、Std Cell ASICs、プロセステクノロジー、パッケージングなど多岐にわたっていたが、今後は新市場向けにフォーカスする。

 具体的な製品としては、コンシューマ市場ではDVDレコーダーやデジタルコンシューマアプライアンス、ストレージ半導体ではHDD コントローラ、SANファブリックインフラストラクチャ、I/Oコントローラ、ストレージシステムではストレージ製品、RAIDアダプター、システム管理ソフトウェアを提供している。これらの分野で、ソニーやIntel、日立、IBM、日立などIT分野のほとんどと言っていいほど多くの国際優良企業と協業関係を結んでいる。

 今後は、デジタルオーディオプレーヤーやGPSナビゲーションシステム、電子玩具、パーソナルメディアプレーやなどのデジタル家電に注力し、それぞれのメーカー向けに製品を提供していく。

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