Firefoxに乗り換え促す「IEデストロイヤー」ツール公開

「Explorer Destroyer」を導入したサイトでは、ユーザーがIEを使っているとFirefoxへの切り替えを促し、場合によってはFirefoxでないとそのページを見えなくしてしまう。

» 2006年04月27日 08時19分 公開
[ITmedia]

 MicrosoftのInternet Explorer(IE)からFirefoxブラウザへの乗り換えを推奨(強制)するツール「Explorer Destroyer」が、Firefoxを支持するユーザーによって公開された。

 Explorer Destroyerのツールとサイトを公開したのは「マサチューセッツ在住の政治活動家」を名乗る4人のグループ。

 ツールはWebサイトに導入して、訪れたユーザーにFirefoxへの切り替えを促すもの。GoogleのAdSenseプログラムを利用して、IEからFirefoxに切り替えたユーザー1人につき、サイト側に1ドルが支払われる仕組みになっている。

 ツールを導入したサイトでは、閲覧しに来たユーザーがIEを使っていると自動検出し、Firefoxのダウンロードを促すメッセージが表示される。メッセージは画面の上部にFirefoxの紹介が表示されるものから、Firefoxをダウンロードしないとそのページを見えなくしてしまうものまで3段階のレベルから選択可能。

destroyer IEでアクセスするとページが見えない

 同メッセージは「フォースを使ってあなたのユーザーを説得し、ダークサイドから切り離す」ためのものだとサイトでは説明している。

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