IIJら、検疫サービスにWinny検出/削除機能を追加

IIJとネットケアは4月27日、検疫アウトソーシングサービス「IIJ検疫ネットワークソリューション タイプB」に、Winnyの検出/削除機能を追加した。

» 2006年04月27日 19時14分 公開
[ITmedia]

 インターネットイニシアティブ(IIJ)とネットケアは4月27日、顧客に代わって検疫ネットワークの運用監視を行う「IIJ検疫ネットワークソリューション タイプB」に、P2P型ファイル共有ソフト「Winny」の有無を検査し、削除する機能を追加したことを発表した。

 IIJ検疫ネットワークソリューションは、クライアント端末のセキュリティ対策状況を検査し、企業が定めたポリシーを満たさない場合は隔離/対策を大なうことによって安全な社内LAN環境を実現するアウトソーシングサービス。このうちタイプBは、顧客サイトに設置した検疫サーバとPCにインストールした検疫ソフトウェアを連携させることにより、同一拠点内での検疫を実現する中/大規模LAN向けのサービスだ。

 新たに追加された機能では、セキュリティ対策状況の定期検査時に、Winnyプログラムファイルの有無も自動的に検査する。もしWinnyが動作していることが判明すると、プロセスを停止させた上でプログラム本体を削除する仕組みだ。同社によると、亜種も含め82種類のWinnyプログラムを検出、削除できるという。

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