日商エレ、安価に導入できるデータアーカイブソフトを発売

日商エレクトロニクスは、企業に存在するさまざまなフィックスド・コンテンツのアーカイブを行うソフトウェア「Archive Cluster」の販売を開始する。

» 2006年05月01日 14時05分 公開
[ITmedia]

 日商エレクトロニクスは5月より、企業に存在するさまざまなデータのアーカイブを行うソフトウェア「Archive Cluster」の販売を開始する。

 Archive Clusterは、米Archivasが開発したデジタルアーカイブソフトウェア。メールアーカイブやCAD/CAM、医療データ、電子ドキュメントなど、それ以降変更が加えられることのないフィックスド・コンテンツを保存、管理するための製品だ。ディレクトリによる認証のほか、データ改ざん防止や保存期間の設定といった機能を搭載し、コンプライアンスに求められる要件に対応しているという。

 特徴は、ソフトウェアとして提供されるため既存のIAサーバを活用でき、結果として低コストで導入できること。アプライアンスとして提供される他の製品に比べると、導入コストは約2分の1程度に抑えられるという。また、データアクセスにも標準プロトコルを採用しているため、アプリケーションに変更を加えることなく利用できるという。

 日商エレクトロニクスではArchive Clusterによって、日本版SOX法に向けて強化が求められている内部統制の一環として、データの保存、管理を支援できるとしている。価格は1TB当たり228万円からとなっており、ワークフローやイメージデータ管理、電子帳票などを組み合わせた内部統制対策ソリューションの一環として販売していく。

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