日本SGIがマツダから「商談支援システム」を受注、構築

マツダは、社内のさまざまなデータを商談支援のコンテンツとして活用するための販売会社向け商談支援システム「Visual IT Presentation」を2007年3月末までに全国700店舗以上へ導入する予定。

» 2006年05月08日 14時09分 公開
[ITmedia]

 日本SGIは5月8日、マツダから販売会社向け商談支援システム「Visual IT Presentation」の構築を受注し、全国のマツダ系・マツダアンフィニ系販売会社への導入を展開していると発表した。マツダのブランドイメージ強化策の一環として導入されたもので、販売面において車づくりの強みをより効果的に伝える新たなマーケティング手法として期待がかかる。日本SGIは、このシステム構築において企画段階の早期から参画していた。

 同ツールは、店頭において営業スタッフがPCを活用することでマツダ車の特長などを視覚的にわかりやく説明するもの。コンテンツとして、車の開発過程で生成される3次元CADデータや解析データなどを活用し、より視覚的な商品説明を狙う。

 システムとしては、専用のビューワソフトウェア、店舗にコンテンツをネットワーク経由で送信するための配信システム、データのセキュリティを保つ認証と暗号システムなどから構成される。

 マツダでは、2007年3月末までに全国700店舗以上へ導入するとしている。

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