次に画面左のメニューから'administer'リンクをクリックし、続けて'settings'をクリックすると、Drupal全般の設定画面が表示されるので、ここでDrupalの基本設定を行う。
ここでの設定項目は多いが、最初の時点で入力しておくべき項目は次の通りだ。そのほかの項目は、画面を日本語化した後に確認し、必要に応じて設定するとよいだろう。
Name:サイトのタイトル。Webブラウザのタイトルバーや画面のタイトルなどに反映される表記。
E-mail address:システムから自動送信されるメール(ユーザーへのアカウント作成通知など)の差出人に使われるEメールアドレス。
File system path:アップロードされるファイルなどがサーバ上で保存される場所。'files'を指定する。
Temporary directory:Drupalのディステム自体が利用する一時ファイルの置き場所。'tmp'を指定する。
Default time zone:ゲストユーザー(ログインしていないユーザー)に表示される時間のタイムゾーン指定。国内で利用する場合は通常'+0900'を選択する。
ここまでのひと通りの設定が終わったら、'Save configuration'ボタンをクリックする。
ここまでで、Drupalを動作させるための最低限必要な設定が完了した。
次に標準では英語表示になっているものを日本語化対応させよう。日本語化のためには、まず最初に、Drupalに同梱されているlocaleモジュールを有効にする必要がある。画面左のメニューから'administer'リンクをクリックし、続いて'modules'リンクをクリックする。
上記の画面では、日本語化に必要な'locale'モジュールのチェックボックスをオンにして、'Save configuration'ボタンをクリックする。
localeモジュールを有効にすると、画面左のメニューに'localization'というリンクが表示される。このリンクをクリックすると、翻訳ファイルのインポートなどを行うためのローカライゼーション画面が表示される。
ここでは、'Language file'に日本語翻訳ファイルを指定し、'Import into'に'Japanese (日本語)'を選択した上で、'Import'ボタンをクリックする。
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