Drupal 4.7dev blog/CMS インストールガイド(4/5 ページ)

» 2006年05月26日 15時56分 公開
[akamugi,ITmedia]

 次に画面左のメニューから'administer'リンクをクリックし、続けて'settings'をクリックすると、Drupal全般の設定画面が表示されるので、ここでDrupalの基本設定を行う。

画面10■Drupal全般の設定画面。こちらは全ての設定項目を展開したところ

 ここでの設定項目は多いが、最初の時点で入力しておくべき項目は次の通りだ。そのほかの項目は、画面を日本語化した後に確認し、必要に応じて設定するとよいだろう。

  • General settings

 Name:サイトのタイトル。Webブラウザのタイトルバーや画面のタイトルなどに反映される表記。

 E-mail address:システムから自動送信されるメール(ユーザーへのアカウント作成通知など)の差出人に使われるEメールアドレス。

  • File system settings

 File system path:アップロードされるファイルなどがサーバ上で保存される場所。'files'を指定する。

 Temporary directory:Drupalのディステム自体が利用する一時ファイルの置き場所。'tmp'を指定する。

  • Date settings

 Default time zone:ゲストユーザー(ログインしていないユーザー)に表示される時間のタイムゾーン指定。国内で利用する場合は通常'+0900'を選択する。

 ここまでのひと通りの設定が終わったら、'Save configuration'ボタンをクリックする。

画面11■設定が正常に反映されると、この画面のようにメッセージが表示される

Drupalの日本語化

 ここまでで、Drupalを動作させるための最低限必要な設定が完了した。

 次に標準では英語表示になっているものを日本語化対応させよう。日本語化のためには、まず最初に、Drupalに同梱されているlocaleモジュールを有効にする必要がある。画面左のメニューから'administer'リンクをクリックし、続いて'modules'リンクをクリックする。

画面12■Drupalのモジュール一覧画面。ここで利用したいモジュールをチェックボックスでオンにする

 上記の画面では、日本語化に必要な'locale'モジュールのチェックボックスをオンにして、'Save configuration'ボタンをクリックする。

画面13■モジュールの有効化に成功すると、(やや分かりづらいが)この画面のように'The configuration options have been saved.'とメッセージが表示される

 localeモジュールを有効にすると、画面左のメニューに'localization'というリンクが表示される。このリンクをクリックすると、翻訳ファイルのインポートなどを行うためのローカライゼーション画面が表示される。

画面14■ローカライゼーション画面。ここでタブのすぐ下にある'import'リンクをクリックすると、翻訳ファイルのインポート画面に移る
画面15■翻訳ファイルのインポート画面

 ここでは、'Language file'に日本語翻訳ファイルを指定し、'Import into'に'Japanese (日本語)'を選択した上で、'Import'ボタンをクリックする。

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