HP、新しいブレードアーキテクチャを発表

新設計のブレードアーキテクチャ「HP BladeSystem c-Class」は仮想化、電力/冷却、システム管理の3分野に重点を置いて開発された。

» 2006年06月15日 08時28分 公開
[ITmedia]

 米Hewlett-Packard(HP)は6月14日、3年掛かりで開発した新設計のブレードアーキテクチャ「HP BladeSystem c-Class」を発表した。通常のデータセンター運営/設備投資に掛かる経費を46%削減できるとうたっている。

 c-Classは仮想化、電力/冷却、システム管理の3分野に重点を置いて開発された。「Virtual Connect Architecture」ではネットワーク関連の複雑な問題を解消、サーバ管理者がリソースを一手に管理できるようにした。

 温度調節技術の「Thermal Logic Technologies」と冷却装置の「Active Cool Fan」では消費電力と冷却機能を調整してエネルギー消費を抑えることが可能。

 「Insight Control Management」では200対1というデバイス対管理者の比率を達成。多くのIT業務で効率が10倍向上するとしている。

 c-Classサーバの新製品は「ProLiant BL460c」「同BL480c」を投入する。7月に提供開始の見通しで、価格はその時点で発表予定。現行のBladeSystem p-Class製品は、2007年を通じて製品ロードマップをアップデートする。

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