テリロジーは、セキュアヴェイルが開発したログ分析アプライアンス「LogStare Enterprise」を、ID管理アプライアンスと連携させた形で販売する。
テリロジーは7月13日、セキュアヴェイルが開発したログ分析アプライアンス「LogStare Enterprise」の販売を開始することを発表した。すでに販売しているネットワークID管理アプライアンス「Infoblox DNSone」と連携した「アクセスログ分析ソリューション」の一部として提供していく。
LogStare Enterpriseは、セキュアヴェイルがASP型ログ分析サービスで培ってきたノウハウを反映させたログ分析アプライアンス。メールサーバやプロキシサーバ、ファイアウォールといったセキュリティ機器からログを収集し、分析を加えてレポートする。異なるアプリケーションのログを同一画面で分析できるほか、ドリルダウンによるダイナミックな分析も可能だ。
テリロジーではLogStare Enterpriseを、米Infobloxが開発したID管理アプライアンスサーバ、Infoblox DNSoneのDHCP機能と連携させる形で提供していく。
Infoblox DNSoneの環境下におけるログをLogStare Enterpriseにインポートし、DHCPのログとファイアウォール/プロキシなどのログを結合することにより、問題が発生したクライアントのホスト名をピンポイントで特定できる。これまで端末を特定するには、手作業で分析し直したり、専用プログラムを作成するなどの手間が必要だった。
LogStare Enterpriseには、ログデータベースの容量に応じて3モデルが用意されている。価格は、40GBの容量を備えたエントリーモデルのLS400シリーズが280万円から。
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