Sun、リストラ経費で赤字転落

Sunの4〜6月期決算は売上高が29%増加したが、リストラ経費が響いて最終損益は赤字に転落した。

» 2006年07月26日 08時29分 公開
[ITmedia]

 米Sun Microsystemsが7月25日発表した同社第4四半期(4〜6月期)決算は、売上高が前年同期比29%増の38億2800万ドル、最終損益は3億100万ドル(1株当たり9セント)の赤字に転落した。前年同期は5000万ドル(同1セント)の黒字だった。

 3億100万ドルの純損失には、リストラ経費2億2800万ドル、買収関連経費8600万ドル、ストックオプション関連経費6300万ドルなどが含まれる。

 売上高は、買収およびSolaris 10の採用拡大、最近投入した製品が貢献する形で増加した。前期比でも20%強の伸びを示し、この時期の伸び率としては2000年度以来最大になったと説明している。

 Solaris OSのライセンスは、DellとHewlett-Packard(HP)、Sunのサーバを中心として500万件を超えた。

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