米Oracleは独IDS Scheer AGとの連携を強化し、企業のビジネス・プロセス・マネジメント(BPM)への取り組みを支援するための合意を結んだと発表した。
米Oracleは8月3日に、独IDS Scheer AGとの連携を強化し、企業のビジネス・プロセス・マネジメント(BPM)への取り組みを支援するための合意を結んだと発表した。これにより、OracleのBPM製品のポートフォリオにIDS Scheerのプラットフォーム製品であるARISが組み込まれることになる。モデリングからシミュレーション、導入、最適化まで、企業のビジネスプロセスのライフサイクルの品質向上を包括的に支援できるとしている。
この合意には、ARISプラットフォームを基盤とする「Oracle Business Process Analysis Suite」をOracleが提供する計画が含まれる。Oracle Business Process Analysis Suiteは、「Oracle SOA Suite」や「Oracle BPEL Process Manager」といった既存の標準に準拠したBPM製品を補完するものとなる。
さらに、Oracle Business Process Analysis Suite」と「Oracle BPEL Process Manager」は、「Oracle E-Business Suite」や「PeopleSoft Enterprise」「Siebel」といった、Oracleが買収した企業のパッケージアプリケーションも最適化した形で動作するようになっている。
Oracle Business Process Analysis Suiteは、秋に提供が開始される予定。
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